2022年サッカーワールドカップ(日本対スペイン)
見事な逆転勝利で首位通過です。期待もありましたがドイツに続いてスペインも倒すとは思いませんでした。試合展開はドイツ戦と似たような感じで前半一方的に攻められる→後半開始から前に出て逆転→守る流れです。
前半、日本は5-4-1のブロックをつくり中央を固める戦術でした。コンパクトな陣形でチャンスもあった為、入りとしては良かったです。しかし10分過ぎに先制されるとその後はボールを支配され、一方的な展開になってしまいました。スペインの左センターバック、下がって受けにいくインサイドハーフに誰も付いていかなかったので縦パスが入り、起点を作られていました。
ドイツ戦同様、後半は前に出ていき、あっという間に逆転しました。同点時は前からのプレスがはまり、逆転時は堂安のパスに三苫と前田、その折り返しにも田中がつめており、勇気を持って前に出たからこその結果だと思います。また逆転直後も前に出ようとする姿勢をみせたのは良かったです。守備では前田(浅野)がスペインのセンターバックの縦を切るようになり、時には田中が前に出てうまくフォロー出来ていました。その後は一方的にボールを保持され危ない場面もありましたがうまく対応出来ていたと思います。
スペインは後半、前に出なかったのか出れなかったのか分かりませんが前半ほど圧力を感じませんでした。コンディションが良くないのかもしれません。
ドイツ戦、スペイン戦とも後半勝負で結果を出した選手、監督は素晴らしかったです。次のクロアチア戦も楽しみです。