リヴァプール対アーセナル(A)(△2-2)
激しい球際、スピーディーな展開、互いに意地がぶつかりあう好ゲームでした。苦手アンフィールドでの1ポイントという事で最低限の結果ですがアーセナルとしては終盤までリードしていたので残念でした。
■序盤
開始30分はアーセナルのゲームでした。キーパーまでプレスをかけ、セカンドボールを回収、2次攻撃、3次攻撃へと繋げ、リヴァプール陣内に押し込む事が出来ていました。本ゲームへの意気込みが感じられ、2点先取するまではプラン以上の展開だったと思います。
■リヴァプールに火をつけたのは?
低調だったリヴァプールに火をつけたのは何だったでしょうか。ジャカとアレクサンダー・アーノルドの1件が目立っていますがリヴァプールに火がついたのは1点返した事が大きいと考えています。得点前もロバートソンやサラーにチャンスがあり、点数が入っていてもおかしく無かったです。マンチェスターシティに勝っていますし、マンチェスターユナイテッド戦に至っては7-0で勝っています。今シーズンは不調ですが元々トップクラスの地力が高いチームなのでたまたま得点前に小競合いがあったと考えるほうが自然です。
■アーセナルの交代
交代策についてです。前半飛ばしていた事もあり、終盤は足が止まっていました。プレスが掛からなくなっていたので前線(スミスロウかネルソン)か中盤(ジョルジーニョ)にフレッシュな選手を入れても良かったと思います。絶対に守り切るというメッセージを込めての交代だと思うので仕方ないですが5バックにするのが5分早かったです。
■2ポイント失ったのか1ポイント得たのか
これはシーズンが終わった時に分かるかと思いますが現時点では前向きに捉えるしかないです。ただ終盤までリードしていた事、リヴァプールの日では無かった事(序盤の低調なパフォーマンス、PK失敗)を考えるともったいなかったです。相変わらず失点後は前に出る姿勢を見せてくれ、前半終盤からずっと劣勢でしたがチャンスになりそうな場面もあり、首位の底力をみせてくれました。ここからは1戦1戦勝っていくのみなのでまずは次のウェストハム戦が楽しみです。