アーセナル対サウサンプトン(H)△(3-3)

 優勝の為には必勝の1戦でしたが手痛いドローでした。開始1分たたないうちに失点し、サウサンプトンに「行けるぞ」と思わせてしまい、難しいゲームになってしまいました。

■勝てなくなった原因

 勝てなくなった原因を考えます。やはり主力の怪我です。特にサリバ不在が響いているかと思います。ホールディングが悪い訳ではないです。ただし今期の躍進を支えたハイラインを敷いて、陣形をコンパクトに保ち、前線からのプレスでボールを奪い、2次攻撃、3次攻撃で押し込んでいくスタイルはサリバ、ガブリエルが広範囲をカバーする事によって成り立っていました。しかし直近の3試合、得点こそ入っていますが以下の悪循環で流れが悪くなった際、押し返せなくなっています。

・サリバ不在で思い切ってラインを上げられない(前に出れない)

・前線と最終ライン間がコンパクトに保てなくなり、スペースが生まれる

・ボールを奪われた際のプレスが遅れる

・自陣に侵入され、2次攻撃、3次攻撃に繋げられない(相手に立て直す時間を与えてしまう)

 優勝が掛かっている事も現時点で良いほうに出ていないのは間違いないです。ただしミスは必ず発生し、優勝するチームでも年に何回か良くない試合はあるので悪循環の一環でミスが続いており、そこに優勝のプレッシャーが加わっているというのが正しいかと思います。

■マンチェスターC戦に向けて

 出来ればベストメンバーで見たかったのが本音ですがこればかりはしょうがないです。出場する選手がベストを尽くしてくれるでしょう。プレミアリーグを視聴できる環境になって約10年ですがこの時期までアーセナルが優勝争いをしているのは初めてなのでそれが単純にうれしく当日が楽しみです。

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