ウェストハム対アーセナル(A)△2-2
優勝を目指している中、痛いドローでした。開始15分の鮮やかな2得点で快勝かと思いましたが追いつかれてしまい非常に残念です。
■ティアニーの偽サイドバック
この試合の一番のポイントはここでしょう。はっきり言って機能していなく、以下のように悪循環になっていました。
攻撃時の組み立て時、受け手がトーマス一人になり狙われる。(失点に繋がるPKも献上)
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受け手を増やす為、ジェズスが下がってパスを受けに来る。
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前線の枚数が足りなくなり、パスの出し所がない。
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苦し紛れにロングボールを送るも納められない。
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ウェストハムがセカンドボールを回収し、2次攻撃で主導権を握る。(もしくは高い位置で奪いショートカウンター)
ウェストハムは前からプレスに来ていた為、あのプレス強度だと自力でプレスをはがせる選手でないと厳しいです。ティアニーも良い選手なのですが戦術、役割が特長に合っていなかったです。代案も考えてみましたが今期ここまで勝って来ている事からティアニーの為に戦術やレギュラーを変える事は考えられないかなと思いました。選手層、戦術の幅は来期の課題です。
■まとめ
後半開始直後は持ち直し、PKを獲得するまでは良かったのですが、外した直後に追いつかれてしまいました。ウェストハムに勇気を与えてしまい、その後は中を閉められ完全に手詰まり状態。失点後に前に出ていく姿勢も弱く、4位争いをしていた頃に戻ってしまったようでした。
無理やり良い材料を探しました。
・負けなかった
・まだ首位
・更に成長する為の試練
大切なのは次のサウサンプトン戦に勝つ事です。